2019年1月18日(土)
in ミリカローデン那珂川

第19回/座学トレーニング

● 1on1コーチング
・チームとしての1年を〝本気〟で、深く振り返る。

● 本物に学ぶ
・プロサッカーの試合分析

●クラブビジョン共有
・目的の共有化【道】

●情報提供
・目標達成プロセスの考えた方

●グループワーク
・目標達成に必要な明確化ワークセッション

2019年度19回目の座学トレーニング。
先週の「個人の夢達成」に焦点を当てた座学に引き続き、
今回は、「チームの目標達成」に焦点を当てたチームビルディング座学を開催。

まずは、クラブビジョン共有から、襟を正す

フレストは、サッカーを学ぶところではなく、目標達成するために必要なことを学ぶ場所。

クラブの目的とも言える、フレストのクラブビジョンは、

「元気」と「希望」に満ち溢れた日本や選手の未来をサポートする

そして、ビジョンを達成するために、クラブの使命とも言う、クラブミッションは、

主体的に、積極的に、困難な問題も解決し、自ら乗り超える人財を育成すること

再度、クラブとしての目的目指す人財像である明確なゴールを伝え、選手と方向性を再共有することからはじまりました。

だからこその、この座学、日々のトレーニング、メニュー、言葉がけがあることを。
その上で、アンテナを立て、脳にアクセスを続けること。
〝気づき〟が何よりも大切です。

脳科学からみる目標達成の方法

目標達成学の専門家でもある監督いまだより、脳科学で実証されている事例を紹介

最新脳科学の研究によると、人の脳は、

イメージ出来ないことは、実現できない

と言われています。

その上で、目標達成するために、
どんな角度から物事を分析して考えると、明確になるのかを、情報提供。

真剣な眼差しで、自発的に自分のサッカーノートにメモが進んでます。

最後は、今日の情報提供をもとに、
チームの目標達成に必要なことを、それぞれが付箋に洗い出すワークをしました。

答えは、自分の中にある。テーマから自分なりの答えや考えを付箋に一つ一つ書き出します。

【集まったみんなの答え】(一部紹介)

内面

【性格】

  • 思いやりのある
  • 優しい
  • 負けず嫌い
  • 好き嫌いをしない
  • 自分に厳しい

【思考】

  • 失敗を恐れずに挑戦し続ける
  • 必死になって走り続ける
  • 仲間を信じる
  • 仲間のために動き続ける
  • 他人を馬鹿にしない
  • 仲間を信じてパスを出す
  • 結果負けても次絶対勝つ!
  • 自分の力を出し切れる
  • 試合に勝っても常に上を目指す
  • 自分たちのことを振り返って、何が足りないか考える
  • 最後まで諦めない
  • 何がなんでもボールを取る
  • マイナスなことを考えない
  • 高い目標を持つ
  • ポジティブ
  • 常に周りを見る
  • 絶対勝つという強い気持ち
  • 勝つためのことだけを考える
  • 常に勝つことを考える

【言葉】

  • やさしい言葉
  • 言われたら嫌なことを言わない
  • 仲間がミスしても、「ドンマイ」「次、次」
  • 間違えても強く言わない
  • 悪い言葉は使わない
  • 悪口を言わない
  • 「下手、雑魚」言わない
  • 要求の声
  • +な声かけ
  • 励ます言葉
  • 喜ぶ

所有

【仲間】

  • 味方を信じる仲間
  • 信じ合える仲間
  • 信頼する
  • 優しい
  • 一人一人が互いを知る
  • コミュニケーションをとる
  • 声を出す
  • 仲がいい
  • 言い合える関係性
  • 同じ方向(目標)に向かう
  • 助け合う

【知識】

  • 賢い知識
  • 頭がいい

【結果】

  • 全日県大会出場
  • フジパン決勝大会優勝
  • U12(1部リーグ)首位
  • いろんな大会で優勝
  • いい結果
  • 話し合う結果

【戦略】

  • サイドからの攻撃
  • 相手によって作戦を変える戦略
  • 一人でいかずに数人でいく

【他】

  • 誰にも負けない体
  • 球際
  • 笑顔
  • 強いチーム
  • 自覚
  • 勝ちたい気持ち
  • 緊張感【スキル】
  • 判断力
  • パス・ドリブル・シュートの判断
  • 相手を騙す
  • スピードが早い
  • シュートが強い
  • 100%入るシュート
  • 決定力
  • 常に三角形
  • ダイレクトパス
  • 2タッチでパス
  • パスをもらいに行く
  • パスコースを作る
  • 正確なパス
  • パスを出す位置
  • パスを出す場所
  • パススピード
  • パスの後の切り替え
  • 正確なトラップ
  • トラップの向き
  • トラップの質
  • 上手いドリブル
  • 細かいドリブル
  • 速いドリブル
  • 裏に抜け出す
  • 一人は必ず裏を常に狙う
  • コミュニケーションスキル
  • 速いカウンター
  • 武器を持つ
  • コーナー、センタリングに合わせる
  • ヘディング 
  • サイドラインに広がる
  • 周りを見る
  • 強いメンタルスキル
  • 攻撃も守備もできる

行動

【生活】

  • 感謝
  • 常に自分だ考える
  • 整理整頓
  • きっちりする
  • 挨拶
  • 誰にでも挨拶
  • 勉強
  • 元気
  • 嫌なことでもすぐしようとする
  • サッカーだけでなく、生活面から、、、
  • 自分から行動
  • 話している人の目を見て聞く
  • 真剣に取り組む
  • 自分の意思で行動

【練習】

  • 1日1日スキルを上げる
  • パスの質を上げる練習
  • 整理整頓
  • 真面目にやる
  • 集中
  • 盛り上げる
  • コーチの話をしっかり聞く
  • 真剣
  • 全力
  • 本気
  • 1つ1つを大事にしている
  • 練習前にコート作りをしている
  • 喋らずに集中する

【試合前】

  • アップをみんなで揃えてやる
  • アップをする
  • アップに声を大きく
  • 本気のアップ
  • 相手にリスペクト
  • 飲み物を飲む
  • 目標を立てる
  • 作戦を立ててる
  • 本気の作戦会議
  • みんなで盛り上げる

【試合中】

  • 取られても諦めない
  • サポート
  • 最後にゴールを決める
  • コミュニケーション
  • 指示する
  • 声を自分から出す
  • 集中する
  • 声かけをする
  • 声を出し続ける
  • 声が途切れない
  • 声をかけて点を決める
  • 最後まで走り抜ける

【試合後】

  • 反省点を話し合う
  • 負けたことの反省
  • ダウンをする
  • 振り返り
  • ストレッチ
  • 話し合い
  • サッカーノート

そして、集まった付箋を穂ワイドボードに貼り出し、グルーピング作業です。

自分の書いた付箋をそれぞれのテーマに張り出していきます。

付箋の数の多さに選手たちは、びっくりしていましたが、それが現実です。
現実のビジュアル化を通し、リアリティのなかに、どう向き合えるか。

最後に選手たちに、現状をヒアリングしたところ、3割から5割の自己分析。
今の現状と向き合えました。

さて、準備は整いました。ここからどう行動を積み重ねるかです。
結局は、行動ありき。どんなに学んでも、考えても、結果は出ません。
行動です。今やっていることは、そのための準備であり、精度を上げる作業です。
もちろん、準備が何よりも大切なのは、言うまでもありません。

常に「want to」かどうか?

コーチは、考え方や成功事例など、情報や環境を提供するだけです。

「やらされ事」でなく「やりたい事」こそ、行動の源泉
自分の今の行動の先に、未来があります。
常に「やりたい」のかどうかを見極めましょう。

「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうか」。「違う」という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せそう。

スティーブ・ジョブスのスタンフォード大の卒業式スピーチより

その上に、主体性と積極性が出てきます。

そして、行動と検証を繰り返す事で、精度がさらに高まります。

コーチも一緒にサポートしていきます。
みんなで、目標を達成していこうね。

Pound The Rock.
DISOBEY.