2019年5月6日(月祝)
バーモントカップ筑前地区決勝トーナメント
in クロスパル古賀

前日の成長を、どう体現し、さらにどう成長するのか?
すべては、この2日目に、最高の成長と結果を出すために、
積み上げてきた挑戦の最終章です。
前日の模様はこちらから>

2日目は、会場に入れるのが10時に対し、
初戦第一試合10時40分開始ということでしたので、
グリーンパーク古賀の対面にある天然芝の広場に選手9時集合。

チーム対抗リレー

チームリフティングにはじまり、チーム対抗リレー、馬跳びなど、
チームビルディングを中心に、メンタルセットを行いました。
当日は、クラブ専属メンタルコーチの永井コーチも合流し、一緒にアップ参加。「目標設定と笑顔の効果」について、情報提供もありました。

馬跳びアップとチームビルディング

会場でユニフォームに着替え、
前日の振り返りミーティングから戦闘モードへ。
前日予選パート最下位からなので、全ての対戦相手が上位チーム。
全てがチャレンジです。

いい準備が出来ていたのか、選手たち躍動。
多くの選手たちもピッチに出て、責任持ってプレーを出し切りました。
覚えたての足の裏やトゥキックなど、チャレンジと成功体験が相まり、
さらに選手たちは、スピードアップ。

果敢にカットイン!

見事5○1 勝利!!!

次戦は、さらに強豪。
個人の技術もチームとしての成熟度もさらに一段階上の相手。
前日のU11の筑前20周年カップで負けた相手です。

5年生主体のフレスト2019メンバーからすると、
知らずに力が入ります。

試合前に、対戦相手の武器を確認し、どう武器を抑え込めるか、
自分たちのできることは何かを確認し、行動目標を決定。

体を貼り、シュートまで行かせない。

試合に出ていた選手は6名ほどでしたが、
本当に疲労も溜まる中、戦い切りました。

ハーフタイムでは、前半出来ている事を共有し、自信をつくる。

試合は、PK戦へ。
静まり返る会場。ジャイアントキリング起こせるか。
多くの選手から、不安と今まで体験したことのないプレッシャーで、
心臓が外に飛び出しそうなドキドキ感が伝わって来ます。

試合前にあった永井メンタルコーチの「笑顔」の話でもあったように、
ベンチからは、キッカーに「笑顔〜!!」と呼びかけ、
キッカーは笑顔で、ベンチに返す掛け合いも。

全キッカーが全て確実に決め、サドンデスまでもつれましたが、
ついにキャプテンGKが、シャットアウトして、勝利が確定。
選手達の喜びが爆発。割れんばかりの笑顔でキャプテンに抱きついていました。

ベンチもピッチもみんなで肩を組み、ひとつに。

見事2○2(6PK5) 勝利!

ついに準々決勝まで来ました。
ベスト4で県大会出場決定です。
相手は、県大会常連のさらに2つも3つも上の強豪チーム。

試合前に、戦略と行動目標を確認しのぞみましたが、
力及ばず。

前半で大量失点し、GKキャプテンも折れていましたが、
ハーフタイムで再度一喝し、選手たちと大会と試合の目的共有。
結果でなく、行動に目線をシフトし、仕切直し。
戦う姿勢を取り戻し、身体を張ったり、裏のスペースを積極的に仕掛たり、
自分たちがこの2日間で成長出来た事、積み上げたものを、出し切りました。

コーチと対話を交わし、思考整理し、メンタルセット。

実りのある敗戦でした。来年につながる敗戦でした。
大会に参加出来なかった選手、大会であまり試合に出れなかった選手、
そして、多くの時間試合に出た選手が、この先さらに成長する事で、
さらに来年が楽しみになる事を確信しました。

大会後、サッカーノートに、今回の大会を通して、
積み上げた事とこの先さらに成長したい事を、明確に記録するよう課題提出。
木曜日からのトレーニングが楽しみです。

コーチから何も言われず、自分たちでアップコートでアップしたり、
選手から、「〇〇なアップしたいですが、いいですか?」など、
主体性が少しずつ芽生えているのも、嬉しい変化。

トレーニングは、地続き。
今日を明日へつなげ、どんどんさらに高みに行こう。

Pound The Rock!
Disobey.