2019年6月1日(日)9時50分〜
筑紫U11リーグ in 松川運動公園

【対戦クラブ】

  • 太宰府南FC
  • LA那珂川

梅雨入り前のU11リーグ戦。
今年度から公式戦という形でないですが、U11カテゴリーにも最適な環境をということで、任意運営として行われているU11筑紫リーグ。

8月末より行われる新人戦を見据え、選手たちと中期目標を再確認し、
今日の試合で確認したい短期目標をさらに明確にし、のぞみました。

全選手が試合出場。その中で何を表現できるのか?

春のU11カップ戦での再戦など、お互いの成長合戦。
成長を止めないよう、スコア目標を掲げ、
そのスコアを達成するために、チームとして取り組む。

クーラーの氷水で、頭を冷やしながら選手ミーティング

1点を積み重ねることの重み。

  • いつどのようにボールを奪うのか?
  • 何と戦うか?
  • 時間をどうコントローするか?
  • 良い判断をするために必要な情報は?
  • その情報は、いつ何をどのようにとるのか?
  • 攻略するために、どのように明確に取り組むのか?

細かく質問を投げかけ、気づきを促す連続。
選手たちも、暑さと疲労の中、思考力も落ちる中で、
自分と戦い、自分たちと戦う。

いいタイミングで入っていても、大きな声を出して要求出来ない。
イメージしていることが見えるが、仲間に伝わらない。

もう一声。
もう一超え。

仲の良いお友達集団から、戦うチームへ。
コンフォートゾーンを、さらに上げていきましょう。

主体的に、次戦相手をスカウティング

コーチもびっくり。選手自らが仲間に声がけ、スカウティング開始。

第一試合終了後、選手とミーティングにて、いつもの振り返り。

  • 本気で、目標と向き合ったか?
  • 本気で、目標達成のために、行動したか?
  • 本気で、チームを目標達成のために、促したか?
  • そもそも、本気で、目標と向き合うとはどういうことか?
  • 目標はなんのために設定するのか?
  • クラブであなたはどんな成長をとげ、先々どんな選手になりたいのか?

内省後、食事を取った後、自チームを見ると、
いつもはふざけたり、ボールを蹴って遊ぶ姿がなく、
試合のスカウティング。

ミーティングでは、スカウティングの話は一度もしてませんでした。
ある選手が、自ら仲間に声がけ、気づくと全員で見ていたようでした。

常に、相手より先に、早く、高く。

試合は、負けましたが、
個々の局面で、デュエルを積み重ねてました。

全力の先に、
何が本当に出来て、何が自分に足りないかが、明確になります。

そのために、与えられた時間で、ハードワークをすること。
体も心も頭も。

試合後、ある選手から「サッカーノート楽しみにしててください」と。
しっかり振り返りたい。自分と向き合いたい。とても嬉しいことばでした。

座学でも伝えていますが、勝利を掴む作戦を立てる時に
とても重要なことは、
「自分を知ること」そして、「相手を知ること」

【孫子の兵法(原文)】
「彼を知り己を知れば百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」

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(超訳)
「相手のことと自分のことを熟知していれば、百回戦っても負ける心配はない。
相手のことを知らず、自分のことだけ知っている状態では、勝ったり負けたりです。
相手のことも自分のことも知らなければ、常に、敗北と隣り合わせなのです。」

ダントツ勝利学

感情で戦うのではなく、
冷静に狡猾に戦う。
賢く、確実に勝利を手にしていきましょう。

将来、社会に出た時に、変わりゆく時流の波に呑まれず、
戦い抜く練習です。

練習を楽しみましょう。
練習こそ人生です。

Pound the Rock!
Disobey.